投資信託は損?

投資信託は損?

楽天証券の投資信託ランキングは興味深いよ

楽天証券では、取り扱っている投資信託の様々なランキングを紹介しています。
楽天証券 → 投資信託 → ランキング の順で進んでください。

  • 週間買付ランキング(件数)
  • 週間買付ランキング(金額)
  • 手数料0円ランキング
  • 値上り率ランキング
  • 値下り率ランキング
  • 毎月分配銘柄ランキング
  • 積立ランキング
  • 純資産ランキング
  • 詳細画面 閲覧数ランキング


●週間買付ランキング(件数)/(金額)

件数ベースと金額ベースのランキングが紹介されています。

件数ベースと言うのは、買い付けした人のことなのでしょうね。
説明を読んでも、詳しくは書かれていませんでした。
金額ベースは、総額でいくら買ったかのランキングです。

興味深いのは、このランキングの違いです。
件数ベースで上位で金額ベースでランキングに入っていないファンドがあります。
面白半分で少額だけ買い付けているんですね。


●詳細画面 閲覧数ランキング

詳細画面の閲覧数ランキングからは、注目されている投資信託がわかります。
このランキングと、買付ランキングを比べると、興味はあるけど買わなかった投資信託が分かります。


●純資産ランキング

純資産ランキングを見ると、長期にわたって人気のある投資信託を探すのに役立ちます。
長期間にわたって人気が無いと、純資産は増えません。
このランキングから安定して人気があるファンドを選んでもいいでしょう。


●その他

選びたいファンドの条件のランキングを見ることができます。
例えば、販売手数料がかからない投資信託を選びたいときは「手数料0円ランキング」にあるファンドを選ぶ。
毎月分配型の投資信託を選びたい人は、「毎月分配銘柄ランキング」を選ぶと言った具合です。


興味がある方は楽天証券のサイトをご覧下さい。
楽天 → 投資信託 → ランキング の順でランキングを見られます。

月々1,000円から投資信託の積立が可能に

楽天証券が投資信託の積み立て額を月々1,000円にまで引下げました。
個人投資家にとっては、かなりうれしいニュースなのではないでしょうか。

楽天証券は以前から投資信託の積立に力を入れていました。
ここにきて、もう一段サービスを向上させたと言う感じですね。

知らないと損をするニュースだと思います。


●何がうれしい?

個人投資家にとっては、分散投資がしやすくなると言うのが1,000円積立のメリットでしょう。

例えば、月々の積立額が3万円の30歳代の投資家がいたとしましょう。
彼は老後に備えて、投資信託を分散して積立てたかったとします。

分散投資を図ると言う意味で、国内株式30%・海外株式(先進国)20%・海外債券30%・海外株式(新興国)20%と分散したかったとします。
しかし、月々の積立額が1万円だと、このような分散の仕方は出来ません。
せいぜい、国内株式1万円・海外株式1万円・海外債券1万円といった感じの分散しか出来ないのです。

月々の積立最低額が1,000円になると、事情は全く違います。
自分が投資したい配分にあわせて投資することができるのです。

今回の例の場合だと、国内株式9,000円・海外株式(先進国)6,000円・海外債券9,000円・海外株式(新興国)6,000円とすれば良い訳です。

投資信託の積立を使って、長期の積立をしたい投資家にとっては、大変便利になったと言えると思います。
興味がある方は、楽天証券をチェックしてみてください。

信託報酬に気をつけないと失敗するよ

投資信託の主な手数料と言うと、2つあります。
販売手数料と信託報酬です。

販売手数料は、その名の通り、販売するときに手数料として取られるお金です。
投資信託を購入するときに、購入額に○%上乗せされて請求されます。

一方の信託報酬は、運用に対する手数料と考えればいいでしょう。
このお金は、私たちが預けている信託財産のなかから毎日勝手に引かれます。
追加の手数料としてはお金がかかりません。


販売手数料は、直接取られるお金なので、投資信託購入時に気にする人が多そうです。
100万円投資信託を購入して、場合によっては3万円とか4万円とか取られることがあるわけです。
当然気になります。

しかし、信託報酬は預けたお金から勝手に引かれるので、あまり重要視していない投資家が多そうです。
高くても、一年間に1.5%から2%程度と言うことが多いので、それほど高くないという意識を持っている人も多いのかもしれません。

ただ、年間1.5%とか2%の信託報酬が、投資結果に大きい影響を与えます。
どのくらいの影響があるか、実際に計算して見ましょう。

年間2%の信託報酬をとる投資信託を、100万円分買ったとします。
これを15年投資したとしましょうか。
残念なことに、この投資信託の基準価額がまったっく変わらなかったとします。
つまり、あなたの100万円は、ずっと100万円だったとしましょう。
このとき、投資信託の信託報酬は、いくら取られているのでしょうか?

このケースだと投資信託の信託報酬として、あなたが預けている財産から毎年2万円引かれます。
それが15年続くのですから、合計で30万円引かれたことになります。

100万円の投資額に対して30万円の手数料は相当高いと思いませんか?
はっきり言って、こんなに手数料を取られたら、投資の成功確率は相当下がるでしょう。

投資信託で儲けたい人は、高い信託報酬のファンドは避けるのが無難です。

REITが株主優待を開始

REITとは不動産に投資する投資信託の一つです。
簡単に言うと、次のような仕組みです。

私たちが投資したお金を使って、マンションやオフィスビルを買います。
それを貸して賃料を取ります。
賃料収入から運用にかかるコストを差し引いて、投資家に還元します。

REITのメリットの一つが、小額から不動産に投資できると言う点です。
20万円くらいから投資可能です。

もう一つの特徴が、株式と同様に売買することが出来ると言う点です。
時価がいくらか簡単に分かりますし、指値注文などもすることが出来ます。

で、そのREITが株主優待を始めたというのが今回のニュースです。
このREITはホテルに投資する不動産投資信託で、株主優待はそのホテルの宿泊料金の割引です。
5割引で宿泊できます。

ちなみに、REITは普通の証券会社なら購入できます。
例えば、楽天証券などですね。
通常の株式を購入するのと手順は同じです。
手数料も投資信託よりもかなり安いので、おすすめできます。

信託報酬が投資に与えるインパクト

信託報酬って、どんな手数料?のページで信託報酬の概要は説明しました。
この手数料が投資にどの程度影響を与えるのか考えて見たいと思います。

次のような条件で投資信託に投資したとします。
このとき、信託報酬の合計はいくらになるでしょう?

・信託報酬は年2%
・基準価格は、投資期間を通じて全く変わらなかった
・投資金額は100万円
・投資期間は15年

毎年の信託報酬は100万円の2%で2万円です。
これが毎年取られますので、2×15で30万円取られることになります。

100万円の投資で、手数料に30万円を取られるわけです。
こんな投資上手くいくわけ無いと思いませんか?

信託報酬はアクティブファンドでも2%程度までです。
2%と聞くと、たいしたことがないように思われるかもしれません。
しかし、長期で考えると、2%の手数料と言うのはかなり高い事が分かると思います。

投資信託に投資することを考えている人は、信託報酬のことをよく考えるようにしてください。

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